ノービザで6ヶ月滞在可「アルメニア」フリーランスが海外移住しやすい国

ノービザで6ヶ月滞在可「アルメニア」フリーランスが海外移住しやすい国
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海外でビジネスチャンスを広げたい、滞在費が安い国に移住して海外ノマドをしながら楽しく生活したい、こんな理由で海外移住を検討している人も多いですよね。

国によってビザ取得の難易度や滞在しやすさが異なるため、どの国に移住するか迷っている人もいるでしょう。

そこで、今回はフリーランスとして移住しやすい国の1つとして「アルメニア」を紹介します。

アルメニアはノービザでも中~長期滞在ができる国の1つなので、海外ノマドワーカーにオススメの国です。

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アルメニアとは?

アルメニアとは?
国名アルメニア共和国(Հայաստանի Հանրապետություն)
地域西アジア
首都エレバン
公用語アルメニア語
通貨ドラム(AMD)
政体共和制

アルメニアはジョージアやトルコ・アゼルバイジャンと国境を接する内陸の国です。

人口は約2,900,000人と少なく、そのうちの1,100,000人が首都のエレバンに居住しています。

経済的にもあまり豊かな国ではありませんが、滞在難易度が低いので、アルメニア国外にクライアントがいるフリーランスの方が安く滞在するにはオススメの国といえるでしょう。

アルメニア移住のメリット

アルメニア移住のメリット

まず、アルメニア移住のメリットを紹介しますね。

数ある国のなかでアルメニア移住を選択するメリットは以下の通りです。

ノービザで6ヶ月滞在できる

日本国籍の人がアルメニアに入国する場合はノービザで入国でき、その状態で6ヶ月間滞在することができます。

多くのほかの国では、日本人がノービザで滞在できても30日や90日とされていることが多く、6ヶ月滞在できるアルメニアは魅力的に感じますよね。

また、一度別の国に出国すると滞在日数がリセットされるので、再度入国した際は再びノービザで6ヶ月間滞在できます

そのため、複数の国を行き来しながら海外ノマドワーカーとして働きたい人、旅行感覚でさまざまな国に滞在したい人にとってオススメの国です。

永住権を取得するのも比較的簡単

フリーランスとして永住したいと考えている方は、アルメニア入国後に事業者登録して滞在をすれば永住権を取得することができます

そのため、まずはノービザで滞在してみて「永住しよう」と思ったら永住権の取得を検討してみてくださいね。

物価が安くて滞在しやすい

アルメニアは物価が非常に安く、上手に節約して滞在すれば5~10万円程度の資金で1ヶ月生活できるでしょう。

そのため、先進国にクライアントを持っている状態で移住すれば、快適なアルメニア生活を楽しめます。

物価の安い国に移住して生活費を抑えつつ海外で働きたいと考えている人は、ぜひアルメニア移住を検討してみてくださいね。

治安状況が安定している

アルメニアの治安状況は安定しているため、あえて危険な地域に行かない限りは、テロや凶悪犯罪に巻き込まれる心配は少ないといえるでしょう。

危険な地域は国境地帯に集中しているため、より安心して滞在したい人は国境付近にある都市を避けるのがオススメです。

通信インフラがきちんと整備されている

特にITフリーランスとしてアルメニアに移住したいと考えている方は、通信インフラの整備状況を気にしているかもしれませんね。

アルメニアはITフリーランスでも安心して移住できる国です。

アルメニアは開発途上国であるとはいえ、インターネット回線やフリーWi-Fiなどがきちんと整備されているので通信インフラ関連で困ることは少ないでしょう。

なお、モバイル通信に関しては、アルメニア国内の主要都市のほとんどで4G通信が整備されています。

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アルメニア移住のデメリット

アルメニア移住のデメリット

海外フリーランスにとって条件が良い国・アルメニアですが、もちろん、アルメニア移住にもいくつかデメリットがありますので、ここでチェックしておきましょう。

移住後に後悔する、失敗したと感じることがないよう、移住のデメリットについてもしっかり確認しておいてくださいね。

現地通貨を稼ぎにくい

アルメニアは前述の通り物価が安い国なので、現地でビジネスを展開し、現地通貨を稼ぐのはなかなか難しいといえるでしょう。

現地でクライアントを開拓しても報酬が安いことが予想されるので、その点は注意が必要です。

日本から行くのに時間がかかる

日本からアルメニアへの直行便は就航しておらず、最低でも1回の乗り継ぎが必要です。

日本からアルメニアに渡航するには16~25時間ほどかかるので、行き来するのが大変だと感じるかもしれません。

また、航空運賃は最安で往復100,000円程度です。

頻繁に日本とアルメニアを行き来しながら生活したいと考えている方は、移動コストと時間がかかる点は抑えておきたいポイントです。

自然災害が多い

アルメニアは自然災害が多い国です。

特に地震が多いので、滞在中に地震被害に遭う可能性があるので注意してくださいね。

現地で住居を探す際には、地震対策が行われている物件を選びましょう。

夏が非常に暑い

海外へ長期滞在する際には、気候面もしっかり確認しておきましょう。

アルメニアの主要都市は首都エレバンをはじめ、アララト盆地に建設されており、盆地であるため、夏は非常に暑いのが特徴です。

7~8月は気温が40℃に達することもあり、エアコンの普及率も低いので注意が必要といえるでしょう。

アルメニアで英語は通じる?

アルメニアで英語は通じる?

海外に長期滞在することを検討している方にとって「現地住民と会話できるかどうか」は重要な要素ですよね。

言語面についてもしっかりチェックしておきましょう。

アルメニアでは一般的に英語はあまり通じない

アルメニアの公用語はアルメニア語で、英語はあまり通じません

とはいえ、簡単な英語であれば通じる可能性はありますが、長期滞在する場合はアルメニア語の習得が必須といえるでしょう。

ロシア語は通じやすい

他のコーカサス諸国と同様、アルメニアはロシア語がよく通じる国です

ロシア語を理解できる場合は活用してみてくださいね。

アルメニアへのおすすめ移住手順

アルメニアへのおすすめ移住手順

アルメニアに長期滞在したい方は、以下の手順で移住するのがオススメです。

日本やアメリカなど、先進国のクライアントとの関係を維持する

先進国にあるクライアントとのビジネスでは比較的高い報酬を得られるため、関係を維持して継続的に案件を受注することをオススメします。

先進国にクライアントをいくつか持っていると、アルメニアでの滞在費を稼ぎやすくなるので生活が楽になります。

アルメニアに渡航し住居を探す

アルメニアはノービザ滞在が可能なので、特別な準備をせずに渡航してもOKです。

無事に入国できたら住居を確保しましょう。

現地での活動を考えると、まずは首都のエレバンに住居を構えるのがオススメです。

滞在許可が切れる前に隣国のジョージアに出国する

6ヶ月の滞在期間間近になったら、隣国のジョージアに出国するのがオススメです。

なお、ジョージアもノービザで1年間滞在できる国なので、この2カ国を行き来しながら生活するのがいいでしょう。

フリーランスにおすすめの国「ジョージア」海外移住のメリット・デメリット

ノービザで1年!フリーランスにおすすめの国「ジョージア」移住のメリット・デメリット

10/17/2019

アルメニアに再入国する

隣国のジョージアに出国し、ある程度滞在したらアルメニアに再入国します。

別の国に出国すると滞在期間がリセットされるので、再びノービザで6ヶ月間滞在できるようになります

アルメニアに6ヶ月、ジョージアに1年の滞在を繰り返せば簡単に長期滞在できるので、ぜひ活用してみてくださいね。

ただし、この方法はどちらかの国の法律が改正されるとできなくなる可能性があるので、その点は注意が必要です。

永住したくなったら永住権を取得する

ノービザ滞在を繰り返すうちに永住しようと考えるかもしれませんよね。

その場合は事業者登録をし、しばらくアルメニアに滞在してください。そうすると永住権を申請できるようになります。

無事に永住権を取得できればアルメニアに永住できるので、ぜひ検討してみてくださいね。

ただし、永住権を取得すると納税の義務が発生するので注意しましょう。

まとめ|手軽に長期滞在したい人におすすめの国「アルメニア」

今回はフリーランスとして簡単に移住できる国として、アルメニアについて詳しく紹介しました。

アルメニアはノービザで滞在することも、永住権を取得することも簡単に叶う国ですので、海外移住や海外ノマドワーカーを考えている人はぜひ検討してみることをオススメします。

世界のどこに居住していても仕事ができるタイプのフリーランスは海外移住しやすいので、移住を前提として、まずは6ヶ月滞在してみるのもいいですね。

海外ノマドワーカーにおすすめの国8ヶ国!フリーランスがビザを取りやすい国

10/13/2019
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ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスのシングルマザー。フリーランス歴は就職期間を抜いて通算11年目。セブ島は移住5年目です。 Web・IT業界一筋14年。元クラウドソーシング中の人です。 海外で子育てしながらフリーランスとして働く方法やセブ島移住生活について発信しています。