【手数料が安い】個人事業主が屋号で口座開設できるおすすめネット銀行3行

【手数料が安い】個人事業主が屋号で口座開設できるおすすめネット銀行3行
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「個人のお金と、法人のお金をちゃんと分けて管理したい」
経理処理や確定申告の手続きをもっと楽にしたい」
「個人口座って…信用が欲しいな…」

フリーランスとして活動していると、事業用の銀行口座を開設したい、屋号付きの口座にしたいと思うことがありますよね。

しかし、普段利用している銀行によっては、そもそも屋号付きの口座開設を受け付けていないところもあり、どの銀行にするべきか迷ってしまうことがありますよね。

この記事では、屋号付きの名義で口座開設できる銀行のなかでも、特に利便性が高く、手数料の安い「ネットバンク3行」に絞って紹介します。

それでは、それぞれのネット銀行の手数料を比較、さらに独自の特徴や注意点なども併せて紹介していきます。

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屋号で口座開設できるおすすめネット銀行3行

他行&同行間の振込手数料が最安◎ GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行
口座種別普通預金(個人事業主口座)
必要書類・本人確認資料
・個人事業の確認書類
・事業内容が確認できる書類
審査有り
口座名義屋号 + 個人名
備考個人事業主口座の開設前に、個人口座の開設が必須

GMOあおぞらネット銀行は、2018年にスタートした比較的新しい銀行です。

そんなGMOあおぞらネット銀行では、個人事業主口座という形で屋号付き口座を開設できるので、ぜひ検討してみてくださいね。

そのメリットはなんと言っても、ネット銀行の強みである「手数料の安さ」です。

GMOあおぞらネット銀行 個人事業主口座の振込手数料

ネットバンクの振込手数料は、どの銀行もその安い料金設定が魅力ですが、GMOあおぞらネット銀行ではなかでも「最安の手数料」を誇る銀行です。

通常、ビジネス口座では同行間の振込手数料が設定されていることが多いのですが、GMOあおぞらネット銀行は「手数料無料」であることが、大きなメリットになるでしょう。

他行向け振込手数料
振込金額 30,000円未満163円/回
振込金額 30,000円以上257円/回
GMOあおぞらネット銀行間の振込手数料
無料

GMOあおぞらネット銀行 個人事業主口座開設の注意点

GMOあおぞらネット銀行で屋号付き口座を開設する場合、チェックしておきたいポイントを紹介します。

必要書類が多い

口座開設で提出しなければならない書類には、本人確認書類や開業届のコピーの他、

個人事業主口座開設の必要書類
  • 事業内容確認書類としてWebサイトのURLを印字したもの
  • 事業に関わる請求書・納品書のコピー
  • 契約書のコピー

これらの書類の提出が求められます。

後述する銀行に比べて、準備しておかなくてはならない必要書類が多いので、口座開設手続きを進める前にあらかじめチェックしておきたいですね。

事前に個人口座を開設しておく必要がある

GMOあおぞらネット銀行では、個人事業主口座を開設する前に個人口座を開設しておく必要があります。

もし個人口座をお持ちでない方は、あらかじめ個人口座を開設してから法人口座の申し込みとなるため、開設まで時間がかかりますので早めに準備しておきましょう。

他行振込手数料が安い◎ 楽天銀行

楽天銀行
楽天銀行
口座種別普通預金(個人ビジネス口座)
必要書類・個人事業開業届(受付印必須)
・個人事業開始申告書(受付印必須)
審査有り
口座名義・屋号 + 個人名
・個人名 + 屋号
備考個人ビジネス口座開設前に、個人口座の開設が必須

楽天銀行は、その名の通り楽天グループが運営しているネットバンクです。

楽天銀行は、楽天関連のサービスをよく利用する人には特におすすめしたい、利便性の高いネット銀行です。

楽天銀行 ビジネス口座の振込手数料

個人口座と屋号付き口座(営業性個人口座)では、振込手数料の金額が異なり、手数料を高く設定している銀行が多くあります。

しかし楽天銀行の他行振込手数料は、個人口座と共通の手数料体系となっています。

他行向け振込手数料
振込金額 30,000円未満165円/回
振込金額 30,000円以上258円/回
楽天銀行間の振込手数料
51円/回

楽天銀行 ビジネス口座開設の注意点

楽天銀行で屋号付き口座の開設を検討している人は、以下のポイントにご注意くださいね。

事前に個人口座を開設しておく必要がある

楽天銀行では、個人ビジネス口座(屋号付き口座・営業性個人口座)を開設するために、あらかじめ個人口座を開設していなければなりません

個人ビジネス口座開設手順
  1. 個人口座の開設
  2. 個人ビジネス口座の開設

そのため、個人ビジネス口座の開設は「すでに楽天銀行の個人口座を使っている人」におすすめです。

もし楽天銀行の個人口座を開設していない場合は、上記の通り2つの口座を順次開設する時間がかかりますので、早めの手続きが必要です。

郵送での申請手続きに限られる

楽天銀行で個人ビジネス口座の開設を申し込んだ場合、税務署の受付印付き開業届のコピー「郵送」で提出する必要があります

申し込みから3~7日で返信用封筒が送付されるので、それに対して開業届のコピーを提出しましょう。

提出後に審査が行われ、問題がなければ個人ビジネス口座の開設は完了です。

良心的な振込手数料○ ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行
口座種別普通預金(営業性個人口座)
必要書類・口座開設申込書
・本人確認資料
・事業実態の確認書類
審査有り
口座名義屋号 + 個人名
備考Webサイトの確認が求められることがある

ジャパンネット銀行は大手ネットバンクの1つ。

知名度が高いため、「信頼のおけるビジネス用口座」として最適だと考える人も多いかもしれませんね。

ジャパンネット銀行 ビジネス口座の振込手数料

ジャパンネットバンクの他行への振込手数料は、前述の楽天銀行の手数料に比べてやや高めの設定となっています。

他行向け振込手数料
振込金額 30,000円未満172円/回
振込金額 30,000円以上270円/回
ジャパンネットバンク間の振込手数料
54円/回

ただし預金残高が30,000,000円以上ある場合は、毎月5回まで振込手数料が無料になります。

ジャパンネット銀行 ビジネス口座開設の注意点

ジャパンネット銀行で屋号付き口座の開設を検討している方は、下記のポイントをチェックしておいてくださいね。

事業所所在地の住所での口座開設は不可

営業性個人口座を開設する場合、登録できる住所は「自宅の住所」のみです。

事業所所在地の住所は登録できないので、ご注意くださいね。

Webサイトの確認が求められることがある

開業届に屋号が記載されていない場合、「登録したWebサイトでの屋号の確認」が行われます。

この条件に該当する場合は、事業案内用のWebサイトを作成し、前もって準備しておく必要があります。

各ネット銀行の振込手数料比較

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行ジャパンネット銀行
<他行向け>
振込手数料
30,000円未満
163円/回165円/回172円/回
<他行向け>
振込手数料
30,000円以上
257円/回258円/回270円/回
<同行間>
振込手数料
無料51円/回54円/回

ビジネス口座用ネット銀行の選び方

各銀行の振込手数料は上記の通りです。

どの銀行も大手で知名度が高い安心なネット銀行ですし、手数料も大きく差があるわけではないので、どの銀行にしようか迷ってしまうかもしれませんね。

ビジネス口座用銀行口座を選ぶポイントとしては、下記の2点に注目してみてくださいね。

ビジネス口座用銀行口座選びのポイント
  1. 個人用口座と同じ銀行を選ぶ
  2. 取引先企業の利用銀行に合わせる

個人用口座と同じ銀行を選ぶ

やはり、すでに個人口座を開設しているネット銀行で、ビジネス口座を開設するのがおすすめです。

管理面がとても楽になりますし、個人口座とビジネス口座間送金の確実性に関しても問題ありません。

取引先企業の利用銀行に合わせる

取引先が利用する銀行にあわせて、ビジネス口座を開設するのもおすすめです。

特に定期的に振込予定がある場合は、振込手数料コストを下げることができます。

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屋号付き口座開設の注意点

屋号付き口座開設の注意点

最後に、ネットバンクで屋号付き口座を開設する際の注意点を紹介します。

審査結果によっては口座開設できないことも

営業性個人口座を開設する場合、銀行ごとに独自の審査が行われます。

その結果、開設が拒否されることもあるのでご注意くださいね。

提出書類に不備がある場合や、事業内容が確認できない場合に拒否されることが多いため、予めしっかり準備して拒否されないようにしましょう。

屋号のみを口座名義にはできない

営業性個人口座は法人口座とは異なり、屋号のみを口座名義とすることはできません

銀行によって多少異なるものの、

営業性個人口座の口座名義
  • 屋号 + 個人名
  • 個人名 + 屋号

上記のいずれかの名義になるケースがほとんどです。

ただし、振込受付の際は屋号名のみで受け付けられる銀行が多いので、名義にこだわりのある方は事前に確認しておきましょう。

口座開設完了まで時間がかかる

個人口座の開設なら数日で完了する銀行でも、営業性個人口座の場合、口座開設に10日以上かかることがあります

そのため、早めに準備することが大切です。

個人口座に比べて手数料が高い

営業性個人口座は、法人口座と同様の手数料体系としている銀行が多く、個人口座に比べて手数料が高く設定されていることが多いです。

同行振込でも手数料を徴収している銀行がほとんどなので、手数料面ではデメリットとなることもあります。

フリーランスとして活動するなら屋号付き口座を準備しておこう

ここまで、フリーランスのための「屋号付き口座を開設できる銀行」を紹介しました。

屋号付き銀行口座を開設しておくと信頼性も高まるので、本格的にフリーランス活動をするなら、ぜひ準備しておくのがおすすめです。

ネットバンクは、メガバンクや地方銀行に比べて利便性が高いので、事業用口座を準備しようとお考えの方はぜひ参考にしてくださいね。

事業専用口座を持つことで、会計処理が楽になったり、屋号付き口座で信頼性を高められるメリットがありますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

フリーランスのシングルマザー。フリーランス歴は就職期間を抜いて通算11年目。セブ島は移住5年目です。 Web・IT業界一筋14年。元クラウドソーシング中の人です。 海外で子育てしながらフリーランスとして働く方法やセブ島移住生活について発信しています。